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ペットを飛行機に乗せることについて思うこと

ご訪問ありがとうございます。

 

元日の地震の後、2日に羽田空港で事故が起きました。

貨物室で亡くなったペットちゃんたちのご冥福をお祈りします。

 

あの炎上する機体から乗客全員を無事に脱出させたJAL乗務員の皆様、

脱出した乗客の方のケアに協力されたANAスタッフの皆様素晴らしいと思います。

久しぶりに愛社精神と厳しかった避難訓練を思い出しました。

 

乗客の皆様は無事でしたが、貨物室でなくなったペットちゃんがいたことで、

ペットも客室に同乗できるように、などの意見もあがっているようです。

話題に乗じたいわけではありませんが、元乗務員で犬を飼っている者として私見を書きたいと思います。

 

ペットを飛行機に預けるときは、専用クレートで貨物室へ。

ペットがいることを地上スタッフは連絡し、貨物室の気圧調整がなされます。

気圧の変化の影響は人体にも大きいです。

飛行機に乗ると耳が痛くなる方はいらっしゃいませんか?

耳管が細い人、風邪やアレルギーで鼻が詰まっていると、航空性中耳炎になりやすいです。

婦人科系の疾患がある乗員は、なぜか症状が悪くなるケースが多いです。

乗務員は妊娠すると乗務停止になり、地上職(事務など)に移るか休職を選びます。

立ち仕事だからではなく、気圧などの環境が妊娠した体に良くないためです。

外資系やLCCなどの、中古のかなり古い飛行機を使っている場合、機内の気圧調整の機能も劣るところもあり、私自身搭乗して具合が悪くなったことがあります。

 

客室で人にさえ気圧の変化は普通ではない影響をもたらし、その影響は個人差があります。

体が小さなペットちゃんには、もっと影響が多い事でしょう。

少ないながら、飛行機が到着すると亡くなっているケースもあります。

そして残念ながら、法律的にペットは「物」扱いのため、気圧調整などオペレーションに問題がない限り慰謝料は少額です。

 

そのような理由から、私は海外赴任でもない限り、愛犬たちを飛行機に乗せない主義です。

帰省先は飛行機で行くところですが、ペットホテルかお世話になっているモノカ動物病院様にあずかっていただいています。

それでも、預けられること自体に慣れていないため、

迎えに行くと「もう預けないで!いい子にしますから~」という心の声が伝わってくるような健気な様子を見せるので、

家族全員そろって旅行に行くことも難しくなった今は、

だれかが自宅で愛犬たちと過ごすようにしています。

また、遊びに出かけるとしたら車で行けるところを選びます。

 

盲導犬や介護犬しか入れない場所があるのは、衛生面やほかのお客様のことを考えると当然のこと。

飛行機も食事を提供しますし、動物アレルギーがあるお客様や動物嫌いなお客様もいらっしゃるでしょう。

アレルギー対策は、清掃スタッフの手間を増やすことになるでしょう。

時々ある「わんこと一緒に旅プラン」のようなちょっと高額な同乗できる旅行プランが出来たことが進歩の一つですが、そのプランのように「全員犬同伴、犬が好きなお客様。」の環境でないと難しいということですね。

 

愛犬家はわんこフレンドリーな場所で、

自分たちファミリー以外の人にも嫌がられないところで楽しくすごしたいですね。

そういう場所はどんどん増えていてありがたいことです。

 

今回の事故でなくなったペットちゃん達のご冥福を祈り、ご家族様にお悔み申し上げます。

しかし、これからはペットも客室に同乗できるように!という立場の方のご意見には、

少し違うのでは?と感じている次第です。

 

さて、次回からはいつも通りのブログに戻ります。

お正月からショックな出来事が続き、それに寄り添って協力しなければなりませんが、

沈まず、2024年が良い一年になるよう上向きな気持ちでいきたいですね!

今年もよろしくお願いいたします。

 

2024年最初の新作は、

ハートのバラのケーキ。

うちの子よろこぶⓇケーキに仲間入りします。

1月1日正午よりご注文承ります。

 

冬季限定で昨年のクリスマスケーキを「雪の結晶のケーキ」として販売します。

ピンクとブルーの色選択ができます。

 

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