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「旅行とペット(お留守番させる場合)前編:自宅でのお留守番」【獣医師 小林先生のコラム】vol.29

【獣医師 小林先生のコラム】vol.29

 

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ケーキ開発の際に食材や犬猫にとっての栄養等でアドバイスを頂きました、モノカどうぶつ病院 院長 小林先生のご協力のもと、大切なご家族であるワンちゃん、猫ちゃんの健康についてのコラムを定期的にメールマガジンとして配信いたします。ワンちゃん、猫ちゃんの健康管理の一助にしていただければ幸いです。

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https://www.monoca.jp/

3月は「旅行とペット(同行する場合)」についてのコラムでした。4月はペットをお留守番させる場合についてのコラムです。お留守番には大きく分けると2通り、前編では自宅でのお留守番、後半ではペットホテルの利用について考えてみましょう。

 

【旅行とペット(お留守番させる場合)前編:自宅でのお留守番】

◆ ペットだけのお留守番

短期間の旅行であればペットだけのお留守番も不可能ではありません。ただしワンちゃんの場合は1泊2日、猫ちゃんでも条件つきで2~3泊が限度でしょう。イタズラ好きの子はペットだけのお留守番は向いていません。

 

メリット

住み慣れた環境なのでペットにとって安心感がある。費用があまりかからない。

 

デメリット

安全な居場所の確保ができないとイタズラやアクシデントのもとになることがある。

 

ワンちゃんの場合はお散歩ができない。自宅内のトイレの掃除ができない。

自動給餌器が必要(自動給餌器があれば猫の場合は2~3泊可能)。停電などが起こった場合、対応ができないことがある。

万が一飼い主さんの帰宅が遅れた場合にフードやお水が足りなくなる可能性がある。

お薬の投薬が必要な子の場合には利用できない。

 

このように、ペットだけのお留守番はデメリットのほうが多いです。見守りカメラなどを設置することで観察はできても、新鮮なフードやお水の用意はできませんし、排泄物を放置することになってしまいます。

 

◆ ペットシッターの利用

近年ではご自宅に訪問してお世話をしてくれるペットシッターを利用する方も増えています。

メリット

フードやお水の交換、トイレ掃除、お散歩などを依頼できる。何度か利用してペットとの相性が良ければ安心できる。

事前に取り決めをしておけば停電や飼い主さんの帰宅遅延など不測の事態にも対応してくれることがある。

お薬の投薬にも対応してくれることがある。

 

デメリット

初めての利用時には、他人に鍵を預ける不安、留守中に家に入られることの不安がある。

ペットとの相性が合わない場合には別の人を探さなくてはならない。

多くのペットと触れ合っているため、他の家から感染症を持ち込むリスクについてきちんと対策していることが望ましい。

人気のシッターさんは予約が取りづらい。

 

ペットシッターさんは近年増えつつありましたが、地域によっては人手不足のためなかなか予約がとれない傾向にあります。特に一度利用して相性が良かった場合には継続利用される方も多いので、既存の方のスケジュールで埋まってしまっているということもあります

契約にもよりますが、人によってはもしペットの具合が悪くなった場合にはかかりつけ医に連れて行ってくれます。

ペットシッターとして飼い主さんの代わりに動物のお世話をするにあたり、経営者であったり1人で活動している場合には第一種動物取扱業の保管の登録申請と許可、動物取扱責任者という資格が必要です。雇われている場合には特に資格の必要はありませんが、ペットについての知識をしっかり持った志の高い人のほうが安心といえるでしょう。

 

◆ 自宅でお留守番させる場合の注意事項

ペットだけでのお留守番の時はもちろんん、ペットシッターさんを利用しても24時間いてくれるわけではないので、留守中の部屋の温度管理などはしっかり行いましょう。また、季節によっても対策が異なります。

 夏冬共通

・ 普段いる場所の一日の温度変化を事前に確かめておく。

・ エアコンが効きすぎたり、逆になんらかの理由で止まってしまった時のために、暖を取れる場所(冬)別の部屋への逃げ場(夏)を用意する(閉め出してしまわないようドアストッパーなどの対策も)。

・ 危険なものが周りにないようにしておく(誤食や怪我に注意)。

・ 水は何ヵ所かに多めに置いておく。

・ 猫はトイレを多めに置いておく。

・ 万が一の時のために親戚や近所の人に自宅の鍵を託しておけるとベスト。

 

 夏の対策

・ 部屋は28~29℃でエアコン(冷房)管理をし、窓から西日が当たるような場合はカーテンを半分しめておく。

・ フードに陽が当たらないようにし、ウェットフードはできるだけ利用しないほうが良いが、使う場合には保冷剤が入る容器などを活用する。

 

 冬の対策

・ 部屋は22~24℃くらいでエアコン(暖房)管理する。

・ 夏場よりもフードは傷みにくいが、長期間になる場合にはウェットフードの起き餌は控える。

 

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